動きの参考書

動きの参考書

かれこれ30年近く、自分がアスリートだった頃も含めると運動にかかわっています。その中でも

とても影響を受けた本をご紹介させていただきます。

① 基礎運動学

「教科書は食って覚えろ!」31歳で理学療法士の学校に通い始めたころの教員によく言われました。

いまだに開くこの本は、食ってはいませんが背表紙がなくなってしまいました。

②解剖学アトラス

これも学生時代からの愛用品。サインはサッカーファンならおなじみの「三菱ダイアモンドサッカー」

解説の故岡野俊一郎さんの言葉。「サッカーは世界の言葉」

 

③Awareness through movement  Moshe Feldenkrais

学生時代に整形外科でバイトしていた時に、患者さんから教えてもらった浦安の市民講座が「フェルデンククライスメソッド」でした。ACL術後で可動域も荷重も感覚が完全にくるったままだった自分の身体をみなおすきっかけになりました。「自分の身体の動きに意識を向けること」は自分の治療や運動指導の根幹であり、この本に多大な影響を受けています。何度読んでも深すぎてわからない言葉の意味を何十年もかけて読み解いている感じです。

④自我の終焉 J. krishnamurti

熟慮に熟慮を重ねて紡ぎだされた珠玉のメッセージ。言葉の先の言葉、という感じです。

⑤ヨガ呼吸・瞑想百科 B.K.S Iyengar

こちらも呼吸という意識化できる原初の運動の感覚を、方法として言語化している読み応えのある本。実践書。

⑥カパンディ 関節の生理学 L.A Kapandji

読むというよりその美しいイラストを鑑賞するという感じでしたが、

ところどころにちりばめられた、動き、人体の働きに対する感嘆、妙が響きます。

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