2024/9/20,21,22でU.Natural Methodのマスタートレーナーコースを受講し修了いたしました。
U.Natural Methodとの出会いは、2016年に遡り、Ginastica NaturalにRafael romano氏が在籍していたころになります。動物のような流れる自然な動きをYOU TUBEで観て、これは選手のパフォーマンスアップ、リハビリに絶対に役立つと思い、DVDを取り寄せて動きを勉強しました。GKにも教えて少しやってもらったりしていました。講習を受けたいと思いましたが、当時は24時間365日体制のプロサッカーの現場で当然アメリカまで受講しに行く時間はなく、残念な思いをしていました。現場を退き、色々なツールを模索していたところ、当時注目されていたプロサーファーFelipe Toredoがまさにその動きをやってて、調べたところ、石関太郎さんが「これでしょ」と、見つけてきてくれました。Rafael romano氏が新しく「U.Natural Method」を立ち上げ、しかもオンラインで講習が受けれるということでした。すぐさま2022年10月のcertification Level1に申し込みしました。
オンラインでの講習が始まり、受講者が自己紹介をして回り、”Ogawa where are you from”と聞かれ、”Japan”と答えると、〝なぜ日本人が知っているんだ”と、驚かれました。当然日本人は僕一人しかいなく、他は世界の様々な国から参加した、いかつい男たちでした。”柔術のオリジンは日本でいつか日本に行ってみたい”と言われ、とてもうれしく思いました。
その後Level2、3と受講する中で、日本での展開の代表役をやってみないか、とRafael romano氏に言われました。つまり、certificationを日本語で実施するマスタートレーナーにならないかとのことでした。
僕自身にはそこまでの力はないし、英語、ポルトガル語の講義がわからないながらも必死に日本の真夜中に3日ほぼ徹夜でかじりついて、集中した時の経験を思うと、本気でインストラクターをやりたいならRafael romano氏から学んだ方がよいのではないかとも思い、少し躊躇しました。
しかし、Rafael romano氏から「良いメソッドなので広めるためには、自分だけがインストラクターを指導する役目ではだめだ。別に俺の名前やU.Natural の名前が売れなくても、良いものは良い」と言われ、オープンで達観したような意見に賛同し、マスタートレーナーコースを受講し、日本でのインストラクター養成を担当することを目指すことにしました。
マスタートレーナーコースはマンツーマンでポルトガル語はないが、英語での12時間の講義でした。
無駄を省いてシンプルに自然に、というU.Natural Method のコンセプトや、どうやって12時間でレベル1を伝えるのかを、徹底的に作りこんだうえで無駄を省いた、まさにU.Natural そのものの資料を基にすすめられ、シャープでくるいのない非常に濃密な講義でした。
基本の大切さ、あらかじめ準備する、Visualizeする、柔術ファイターとして、U.Natural Methodの創設者としての哲学は、一般の方々のQuality of Life生活の質を向上させるものだとの確信を教えてもらいました。