リズムとは何か

「自然力の発現、自然の姿の変化は、すべて自然が自ら定めた規律に忠実である結果生まれてきたものである。そしてそれ(自然)を動かす『造物者』の『心』を知りうるのは『科学』である」。 湯川秀樹「目と手と心」1943年

「自然な動き」の「自然」とはなにか、に思いを馳せるとき、先人のこういった言葉は深く響きます。また一方で、自然な動きを妨げるものを取り除く、つまり規則性を妨げるものの原因を探りながらも、リズムという根源的な規則性にゆだねることも大切だと思っています。

太陽は少しずつ時間を変えながらも、昇っては沈む。日が昇ると暖かくなり、沈むと気温は下がる。暖かくなれば植物は芽吹き、霜が降りれば枯れる。リズムもまた自然。

Copilotにリズムとは何か、と聞いたら以下の答えが返ってきました。「リズムとは、単なる音の繰り返しではなく、時間の流れに秩序を与える構造です。音楽、言語、身体の動き、自然現象など、あらゆる場面に存在します。」

我々が地球にいて、物理、科学の法則に従っている以上、あらゆる現象をその働きの観点から解釈することは大切だと思っています。そして、生じている問題の解決策のヒントをそこに求めることは有効であると考えます。

流れるような動きは基本をしっかりとおさえた、迷いのない動きの連続によって成立します。サンバ、カポエイラのリズム、U.Natural MethodのSequence(動きの組み合わせ)。自由奔放に見えるブラジル人の動きは実は、堅実に、地味に動きを積み重ねた結果です。

リズムとは規則性。当たり前のことを無理、無駄なく、当たり前にやることだと思います。自由にみえるものは決して何の縛り、規則もないわけではなく、むしろそれを違和感なくしなやかに楽しんで刻むところにあるのかもしれません。

 

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