日本スポーツ整形外科学会2023にて「プロサッカー選手におけるハムストリングス損傷再発の検討」という演題で発表させていただきました。
現在MRIを使った評価が進みましたが、依然としてハムストリングス損傷再発率は世界的にも20%程度と多く、再発の因子について諸家の報告はありますが、いずれも多因子のため要因の同定は困難であり、また報告自体の数も多くありません。
今回の検討から、損傷した箇所が修復したかの客観的な理学所見、評価方法が課題であると考えます。またどこまでが腱でどこからか筋かという解剖学的定義の信頼性が重要であると考えます。
貴重な経験をさせていただきました。