小川リハビリ研究所の2022年の活動目標

昨年の1月から「小川リハビリ研究所」のHPを作成し、1年が経ちました。

昨年は、理学療法士として、整形外科クリニック、大学病院、自費での診療と3か所での活動と、

サーフィン、ヨガ、農業と、コロナ禍でありながらも、忙しくも楽しい1年でした。

茅ヶ崎の整形外科クリニックでは、後輩たちの指導を行うとともに、コロナ禍が落ち着いてきたら、地域のスポーツ指導者向けの、「成長期の障害」についてお話をさせていただきたいと考えています。子供たちの「サンマ:仲間、空間、時間」の消失と、身体活動の二極化(小さいころから指導者がいる、専門化したスポーツ活動と、外ですらほとんど遊ばない子供)、というこれまでうたわれてきた来た現状に加え、コロナ禍がどのような影響を子供たちの身体機能に影響を与えるのかを、地域の整形外科クリニックからみた現状を踏まえ、対策を含めたご提案ができればと考えています。

東京の大学病院では、昨年に引き続き「プロサッカークラブにおける10年間の肉離れの発生状況」について、第二弾の論文作成に取り掛かります。先行調査に続く第二弾で、スポーツ現場で実際問題となる「再発」について、自験例から考察したいと考えています。

自費診療の分野では、昨年ご要望があった、「体操教室」のようなものをやってみたいと考えています。私が拝見するかたは、「ミドルエイジでも真剣に大好きなスポーツをいつまでも続けたい」という、強烈なモチベーションを持つ、素晴らしい方々です。試合に向けた周期でみた身体づくり、怪我のメンテナンス、古傷の対処方法等でかかわらせていただく場面が多いですが、「予防的な側面でみたトレーニングを教えてもらっても、ひとりでは続かない。そういう日を作ってほしい」という意見が多くありましたので、今年は、「集団での予防トレーニング教室」をやってみたいと考えています。スポーツをやらないけど慢性的な痛みを抱える方でも気軽に続けられるような、しかしスポーツをやる方にも有益な体操を考えております。

サーフィンでは昨年末から自宅から最寄りのポイントが4年ぶりくらいに砂がついて、地形が良くなり、波が割れやすくなってきたので、何とか週2回くらいのペースで海に入れるように、早起きから逆算して、てきぱきと生活したいと考えています。

ヨガは理学療法士の専門学校のころから始めたので、17年くらい続けています。DVDや講師についてのトレーニング、日々の自主TRをなるべく日を開けず、これも時間、ポーズはまちまちですが、ほぼ毎日続けています。今年は、ハンドスタンドにトライしたいと考えています。

農業は昨年1月から「オガワファームShonan」として、平塚の友人のギャラリー、大磯のワイン屋さん、鵠沼、茅ヶ崎、等のマルシェへの出店などで、沢山の方に野菜をご購入いただきました。今年は、農地も拡大するので、安定した収量を確保しながら、面白くて、おいしくて、元気な野菜をご提供していきたいと考えています。

オミクロン株の急増で、まだまだ予断を許さない状況ですので、感染予防は怠らず、この状況でやりたいことでできることを、コツコツやっていきたいと考えています。

本年もよろしくお願いいたします。

小川リハビリ研究所   小川岳史

        砂が戻り地形が良くなってきた平塚海岸の冬の夜明け。ケアラシが美しい。

 

 

 

 

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